プロ野球ロッテで『マサカリ投法』を生み出した村田兆治さん。
1990年に引退して、長らく月日が経っていましたが、2022年9月23日に暴行容疑で逮捕されていたことが判明しました。
プロ野球界で名を馳せた人物なだけに、衝撃的なニュースですよね。
そこで今回は、村田兆治さんは何をして捕まったのか、引退後の現在の活動についてまとめてみました。
村田兆治は何をして捕まった?

- 名前:村田兆治(むらた・ちょうじ)
- 生年月日:1949年11月27日
- 年齢:72歳(2022年9月時点)
- 出身地:広島県
ダイナミックな投球フォーム『マサカリ投法』で投手として活躍し、1975〜1976年に2年連続最優秀防御率、1981年に最多勝に輝いた村田兆治さん。

右肘を故障し、1990年に現役引退されています。
そんな一時は野球界を賑わかせていた村田兆治さんですが、2022年9月23日に現行犯逮捕されたことが判明しました。
この衝撃的なニュースに野球界のファンにも波紋を広げていますが、一体村田兆治さんは何をして逮捕されてしまったのでしょうか?
報道によると、村田兆治さんが逮捕された経緯は以下の通りとなっていました。
- 2022年9月23日、羽田空港の保安検査場で村田兆治さんが検査を受ける
- 金属探知機に何度も引っかかったことに腹を立て女性検査員の肩を右手で強く押すなどの行為をする
- 午後2時前に羽田空港から「男性が暴れている」と110番通報
- 駆けつけた警官により現行犯逮捕となる
金属探知機に何度の引っかかったことに苛立ち、問題となった行動をされてしまったようです。
女性検査員への問題行動は防犯カメラ映像としても映っていたとのこと。
村田兆治さんは、取り調べに対して
「前に立ちはだかれたのでどかしただけで、殴ったり、蹴ったりはしていない」
と回答し、容疑を否認しているそうです。
【2022最新】村田兆治の引退後の現在の活動は?

2022年現在、村田兆治さんは何の活動をされていたのでしょうか?
実は、村田兆治さんは年齢70歳を過ぎていますが、離島の子供たちの少年野球を支援されていました。
豪快な“マサカリ投法”で一世を風靡した大投手・村田兆治氏が、72歳にして脚光を浴びた。
現役引退後の社会貢献活動を評価され、20日に日本財団(笹川陽平会長)から「HEROs AWARD 2021」を贈られた。
引用:foll-count
2021年には、その功績が評価され日本財団から「HEROs AWARD 2021」が送られていました。
村田兆治さんは、1990年に現役引退後は野球の解説者や福岡ダイエーホークス(現・ソフトバンクホークス)の投手コーチなどを行っていました。
2005年3月には、離島に密着し離島のための球団「まさかりドリームス」を創立。
これには、元・西部ライオンズの辻発彦選手などの約15人の元プロ野球選手たちが協力してくれていました。
また、その他にも少年野球教室を離島の活性化のために奮闘されていたそうです。
2008年7月には、目標としていた全国離島少年野球大会(離島甲子園)を開催。
大会提唱者および名誉会長を務められています。
今まで、12大会を開催されていたようですが、2020年〜2021年はコロナの影響もあり中止になっていたようです。
実際に、この離島甲子園に出場したメンバーの菊地大稀選手は、巨人に育成ドラフト6位で指名されるという快挙を果たしていました。


このように村田兆治さんの離島少年野球への支援が、離島の子供たちの夢に繋がっていたようですね。
とても夢のある活動をされていた村田兆治さんだけに、今回の事件を起こしてしまったことはとても残念にも思います。
事件のことはしっかり罪を償って、また元気に活動をされることを願いたいですね。