ワクチン委託料詐欺で逮捕された東京都北区の『王子北口内科クリニック』の院長で医師の船木威徳容疑者。
2022年9月14日には、過去には新型コロナウイルスのワクチンの代わりに生理食塩水を投与していたを供述していることが報じられました。
ワクチンを希望する人を騙して打っていたという衝撃的なニュースに波紋が広がっていますね。
そんな船木威徳容疑者ですが、一体どのような経歴や学歴だったのでしょうか?
そこで今回は、
船木威徳医師の学歴や経歴は?
というテーマでご紹介していきたいと思います。
それでは、早速本題に入りましょう。
船木威徳院長がワクチン委託料詐欺で逮捕

新型コロナウイルスワクチンを摂取したと装って、自治体からワクチン委託料をだまし取った詐欺の疑いで逮捕された船木威徳容疑者。
船木威徳容疑者は、東京都北区にある『王子北口内科クリニック』の院長を務めていた人物でした。

船木威徳容疑者について報じられている内容はこちら。
- 2021年10〜12月に札幌市の50代女性とその息子と娘の3人にコロナワクチンを摂取したと虚偽申請を行う
- 札幌市から業務委託料としておよそ1万4,000円を騙し取る
- ワクチン接種希望者に生理食塩水を無断で打ったこともあると供述
3人の親子の他にも余罪がある可能性があり、慎重に捜査がされているようですね。
驚きなのが虚偽申請で業務委託料をだまし取っただけではなく、新型コロナワクチンの代わりに生理食塩水を打っていたということではないでしょうか。
船木容疑者は2課の調べに「さまざまな人に頼まれてワクチンを打ったことにして予防接種済み証を作った」と供述。その一方、「ワクチンを受けたいという人がいたら、危険性を説明し、それでも受けたい人には生理食塩水を打った」と説明している。
この生理食塩水は、特に人体に影響はないものだそうです。
北区保健所には今年1月、同クリニックで接種を受けた区民から「接種したのに抗体値が低い」「生理食塩水を打たれたようだ」といった相談があった。これまで健康被害は確認されていない。関係者によると、食塩水が実際に打たれたとしても人体に影響はないという。
引用:毎日新聞
体に大きな害は無いとは言え、ワクチンを希望している患者さんにとっては、たまったものではありませんね。
船木威徳院長の出身大学は難関校で高学歴!

- 名前:船木威徳(ふなき・たけのり)
- 生年月日:不明
- 年齢:51歳(2022年9月現在)
- 出身地:兵庫県神戸市
船木威徳容疑者の学歴はこちら。
高校:灘高等学校
船木威徳容疑者は、1990年に灘高等学校を卒業しています。

灘高校は、兵庫県神戸市にある私立の男子校で、学年の約半数が東京大学(東大)に進学する国内でもトップレベルの進学校です。
2022年度の偏差値は79となっており、政治家や著名人も多く排出されています。
大学:旭川医科大学医学部医学科
船木威徳容疑者は、1998年に旭川医科大学医学部医学科を卒業しています。

旭川医科大学は、北海道旭川市に本部をおく日本の国立大学です。
旭川医科大学医学部医学科の偏差値は62.5〜65.0となっています。
兵庫県から、北海道の大学に進学したのは意外でしたが、船木威徳容疑者の学歴は難関校ばかりの高学歴だったようですね!
船木威徳院長の経歴も優秀だった?

船木威徳容疑者の経歴はこちら。
- 1999年:札幌徳洲会病院勤務
- クイーンズメディカルセンター(米国/ハワイ州)、与論病院(鹿児島県/奄美諸島)
- 湘南鎌倉総合病院(神奈川県/鎌倉市)、茅ヶ崎徳洲会総合病院(神奈川県/茅ヶ崎市)でも臨床研修
- 2000年:東京女子医科大学東医療センター 勤務 (内科・血液浄化部 兼任)
- 2011年2月:王子北口内科クリニック 開院
- 東京女子医科大学東医療センター 内科非常勤講師
- 社団法人生活習慣病コーディネーター協会 理事
- 東京都北区高齢者あんしんセンターサポート医
大学卒業後に、札幌徳洲会病院に勤務。
1年間のうちに、ハワイにあるクイーンズメディカルセンターを始めとする様々な医療機関で臨床研修。
翌年の2000年には、東京女子医科大学に勤務。
約10年の経歴の後に、2011年2月に『王子北口内科クリニック』を開院。
非常勤講師をしつつ、社団法人生活習慣病コーディネーター協会理事なども務めていたようで、幅広い経歴があったようです。