青森県八戸市に本社を構える住宅会社・ハシモトホーム。
上司のパワハラが原因として亡くなった男性社員の遺族が提訴したことで、世間から注目を集めていますね。
そんな中、ハシモトホームが倒産するのではないか?と疑問を持つ声が上がっているようです。
もし倒産したらハシモトホームで家を立てた人や建築途中の人の保証やアフターサービスはどのようになるのでしょうか?
そこで今回は、
- ハシモトホームに倒産危機?
- ハシモトホームが潰れたら保証・アフターサービスは無くなる?
というテーマでご紹介していきたいと思います。
それでは、早速本題に入りましょう。
ハシモトホームに倒産危機?

青森県八戸市に本社を構える住宅会社・ハシモトホームで、上司のパワハラが原因とする亡くなった男性社員が提訴したことが発覚しました。
報道によると、侮辱する内容の『症状』と題された賞状を渡されたり、暴言のメールを受け取るなどのパワハラを受けていたという驚きの内容で世間に波紋を広げていますね。
そんな中、ネット上ではハシモトホームの『倒産』の可能性について危ぶむ声が上がっていました。
ハシモトホーム、遺族への最大限の補償と配慮としてほしいんだけど受注減るだろうし倒産が先になったりするんかなぁ
引用:Twitter
ハシモトホーム もうこれ倒産以外にないだろこれ 余興として10年も前からみんなの前でやらせていたのなら社長も知らないはずがない
引用:Twitter
他の記事で見たが遺族側に謝罪も何も無いんやろ? このごめんなさいも色々報道されて仕方なくの反省スタイル この社長も会社自体も終わっているので近日中に倒産して下さい
引用:Twitter
そこで、ハシモトホームの倒産危機の理由についてまとめてみたものがこちら。
- パワハラ報道によるネットからの会社への批判が多い
- 会社ホームページから問い合わせができない状態になっている
- 昔から評判が悪かった
順に見ていきましょう。
理由①パワハラ報道によるネットからの会社への批判が多い
会社内で行われていたというパワハラ報道により、ネットの会社への批判が相次いでいます。
パワハラ報道の内容が常識から外れたものであることから、批判の中には倒産を願う声もでているようです。
批判が相次いでいる中で、ハシモトホーム本社や各支店に問い合わせの電話が殺到。
電話回線がパンクする状態になったということで留守番電話に切り替える事態にもなっているようです。

現在、インターネット上に、報道されております案件とは全く関係ない弊社従業員の名前等が掲載され、また誹謗中傷の書き込みもなされております。
今回の事態に対する責任は、全て弊社にございますので、弊社従業員の個人を特定するような記載、又は誹謗中傷につながる記載はお控えいただきますようお願い申し上げます、
引用:ハシモトホーム公式HP
また、全く関係ない従業員への誹謗中傷も上がっているとのこと。
このように営業にとても支障がでていることから、倒産の可能性としてあげられているようですね。
理由②会社ホームページから問い合わせができない状態になっている
パワハラ報道後、批判が相次ぎ電話の問い合わせや誹謗中傷が相次いだことから、現在はハシモトホームページからは問い合わせができない状態となっています。

電話回線もパンクするという理由から、留守番電話の対応に変更。
さらには、ハシモトホームが行っていたTwitterやインスタグラム・FacebookなどのSNSアカウントやYouTubeアカウントを全て削除。
現在、会社への連絡手段が会社へ行き直接やり取りするくらいしかないようですね。
これだと、少なくとも新規の顧客は獲得が難しいことが予想されます。
このような対応は誹謗中傷や営業に支障がでないための一時措置かもしれませんが、このことで会社としての信用が落ちていると感じる人が少なくないようです。
理由③昔から評判が悪かった
パワハラ報道でネット上で批判が相次いでいるハシモトホームですが、昔から会社としての評判が悪かったようです。
会社の評判や口コミの詳細はこちら↓

また、報道で取り上げられた侮辱内容の賞状は、10年ほど前から行われていた恒例行事の余興の一貫と社長が説明していました。
この「症状」について橋本社長は、「10年ほど前から、年始行事の余興の一環として、営業成績上位の社員に渡していた。程度の差こそあれ、類似の内容だった」と説明した。
引用:朝日新聞
成績上位に渡していたということにも驚きですね。
このように会社の社風は昔から変わっておらず評判も悪かったことからも、倒産の可能性をあげられているようです。
ハシモトホームが潰れたら保証・アフターサービスは無くなる?
もしハシモトホームが倒産し潰れたら、この会社で建築した住宅や現在建築している最中の住宅の保証やアフターサービスはどうなるのでしょうか?
ハシモトホームの公式HPは、現在詳細な情報を見ることができない状態です。
そのため、一般的な住宅会社が倒産したときの保証やアフターサービスについてご紹介していきます。
現在建設中の住宅はどうなる?
ハシモトホームが倒産した場合、現在建設中の住宅はどうなるのでしょうか?
家を建てているときの代表的な住宅保証はこちら⬇
- 建築完成保証
- 総合工事保証
建築完成保証は、建築工事途中で会社が倒産しても第三者機関が窓口になって、他の住宅会社を派遣して工事を途中から遂行してくれたり支払ってしまったお金を補填してくれたりするという建物の完成を保証する制度です。
総合工事保証は、工事中に家事や台風で建物が損傷したり現在資材が盗まれたり、作業で通行人に怪我をさせてしまった時などに損害費用を保証する制度です。
こちらの保証制度にハシモトホームが加入しているかは分かりませんが、もし加入している場合は上記の制度を利用できるようですね。
ただ、倒産した時に行われる法的手続きにより対処が異なるとも言われているので、もしもの場合は会社からの倒産手続きを確認する必要がありそうです。
倒産が発生する前でも弁護士に相談できるようなので、建設会社の経営不振で不安な場合にはお早めに弁護士に相談されるといいかもしれませんね。
住宅建設後のアフターサービスは無くなる?
住宅を建築したあとには、住宅瑕疵担保責任という10年間の住宅保証が義務化されています。
そのため保証の責任を果たすために、住宅会社は
ケース①瑕疵担保責任の保険に加入
ケース②供託金を別に預ける
ということをする必要があるようですが、どちらかというと瑕疵担保責任の保険加入が一般的なんだそうです。
こちらは義務化されているためもし会社が倒産しても、10年以内なら保険や供託金を使用ししっかり不具合を直せるようですね。
10年以降も長期保証として、30年保証や60年保証をつける住宅メーカーは多いようですがハシモトホームが長期保証をしているかは分かりません。
長期保証がされていない場合には、10年で保証が切れ以降全て有償になってしまうようです。
なので、もし気になる方は契約時の保証などを確認されてみると良いでしょう。