2022年10月1日、元プロレスラーで国会議員として活動していたアントニオ猪木さんが亡くなったことが判明しました。
報道によると、病気で療養していましたが自宅で亡くなったとのことです。
プロレス界の大スターであったアントニオ猪木の訃報に、世間に悲しみの声が広がっていますね。
一体、アントニオ猪木さんの死因はどのようなものだったのでしょうか?
そこで今回は、アントニオ猪木さんの死因・病気についてまとめてみました。
アントニオ猪木の訃報

- 名前:アントニオ猪木
- 本名:猪木寛至(いのき・かんじ)
- 生年月日:1943年2月20日
- 年齢:79歳没
- 出身地:神奈川県横浜市鶴見区
2022年10月1日に亡くなった元プロレスラーで国会議員のアントニオ猪木さん。
闘病中で療養中でしたが、横浜市内の自宅で逝去されたとのことです。
報道によると、2、3日前から低血糖症状が続き体調を崩していたので自宅で療養していたそうです。
前日には、持ち直したようですが10月1日朝に状態が悪化し、息を引き取られました。
アントニオ猪木の死因は難病の心アミロイドーシス?

アントニオ猪木さんの死因だった病気は何だったのでしょうか?
判明しているアントニオ猪木さんの病気や死因はこちら。
- 病気:全身性アミロイドーシス、心アミロイドーシス
- 死因:心不全
実はアントニオ猪木さんは、2019年秋から数万人に1人がかかるという難病の「全身性アミロイドーシス」の病気にかかっていました。
「指定難病28」として認められている難病で、アミロイドと呼ばれる異常なたんぱく質が全身の様々な臓器に沈着して機能障害を引き起こす病気
長年闘病されていましたが、合併症の心不全を引き起こし亡くなってしまったそうです。
全身性アミロイドーシスの症状としては以下のようなものがあります。
全身衰弱、貧血、心アミロイド沈着による心症状、消化器障害、腎症状(ネフローゼなど)、手足のしびれ
またその他にも、
- アルツハイマー病を引き起こしやすいこと
- 高齢者では脳葉型の脳出血や皮質、皮質下に微小出血を引き起こすこと
などの特徴もあるようです。
アミロイドーシスは、
- 複数の臓器にアミロイドが沈着する全身性のもの(全身性アミロイドーシス)
- ある臓器に限局してアミロイドが沈着する限局性のもの(限局性アミロイドーシス)
に分けられます。
猪木さんが罹っているのはトランスサイレチン型で、心臓から発覚したそうです。
その為、最初の2018年の報道では「心アミロイドーシス」と呼ばれていました。
心臓、腎臓にアミロイド沈着による障害を来した場合、予後は特によくないと言われており、原発性アミロイドーシスの余命は13ヶ月だそうです。
このような難病と戦っていたアントニオ猪木さん。
2022年6月26日には、自身のYouTubeチャンネルで動画を投稿していました。
結果的に、最後の投稿となってしまいましたが、「良い方向に向けて頑張ろうと思います」と語っていました。
2022年7月にはインタビューで、最強と敵と戦っているともコメント。
車いす姿で「元気があれば何でもできるんです。自分に言い聞かせて最強の敵と戦っているところです」と力強く語っていた。
引用:スポニチ
最後まで難病との戦いを続けられていたようですね。