安倍晋三元首相の弟である防衛大臣を務める岸信夫氏。
実の兄弟にも関わらず、苗字が『安倍』と『岸』で違うのが気になりますよね。
一体どのような理由で苗字が異なるのでしょうか?
そこで今回は、
- 安倍晋三元首相の弟は岸信夫防衛大臣
- 安倍晋三元首相の弟の苗字が岸である理由
というテーマでご紹介していきたいと思います。
それでは、早速本題に入りましょう。
安倍晋三元首相の弟は岸信夫防衛大臣

自民党の安倍晋三元首相の弟は、防衛大臣を務める岸信夫氏であることが知られています。
顔も鼻や口元がそっくりで似ていますね。

- 名前:岸信夫
- 生年月日:1959年4月1日
- 年齢:63歳(2022年7月時点)
- 出身地:東京都
- 現職:内閣防衛大臣、衆議院議員4期目、自由民主党山口県支部連合会会長、日華議員懇談会幹事長
岸信夫氏は、2022年現在は自民党所属の衆議院議員4期目となります。
過去の経歴として、
- 衆議院議員
- 衆議院外務委員長
- 外務副大臣
- 防衛大臣政務官
- 自民党外交部会長
- 衆議院安全保障委員会
などを歴任していました。
家族構成としては、三代に渡る名だたる政治一家であることが有名です。
祖父は岸信介元氏、大叔父は佐藤栄作氏でどちらも内閣総理大臣を歴任。

父は外務大臣・内閣官房長官を歴任した安倍晋太郎氏。

母は『政界のゴッドマザー』と呼ばれる安倍洋子さん。

次兄は内閣総理大臣を務めた安倍晋三元首相。

また長男である安倍寛信氏は政界とは離れていますが、大手企業の三菱商事パッケージング代表取締役社長を務めています。

改めて凄すぎる政治一家であることが分かりますね!
安倍晋三元首相の弟の苗字が岸である理由

安倍晋三元首相の実の弟である防衛大臣を務める岸信夫氏ですが、なぜ苗字が『岸』なのでしょうか?
三兄弟の長男である安倍寛信社長も『安倍』であることから、一人だけ『岸』になっているのが疑問に思います。
そこで、この岸信夫氏の苗字の謎についてリサーチしてみたところ、複雑な家系図が関係していたことが分かりました。
複雑な家系図が関係していた
政治一家で知られる安倍晋三首相、岸信夫氏の家系図ですがかなり複雑となっています。
家系図をたどると、先祖はほとんどと言っていいようなレベルで政治家が多くいます。
祖父の岸信介氏と大叔父の佐藤栄作氏も実兄弟となっていて、安倍晋三元首相や岸信夫氏は政界のサラブレットとも言っても過言ではありませんね。
そんな中で、岸信夫氏の苗字が違う理由に、
生まれてすぐに養子にだされていた
ことが関係していました。
実際に、家系図で見てみましょう。
簡易的にまとめた家系図がこちら⬇

実は、岸信介氏の息子で長男である岸信和氏に、
- 子供ができない
- 小児麻痺で政治活動が困難であった
という理由から、妹である岸洋子さんが生後間もない三男を養子に出したのだそうです。
跡継ぎが必要な名家ならではの対応で、後継者がいなくならないようにするために仕方がなかったのでしょうね。
しかし、養子に出されたことを当の本人である岸信夫氏は分かっていなかったそうです。
大学進学の時に、戸籍謄本を取り寄せたことで初めて『養子』であることを知ったとのこと。
当時は、なぜ教えてくれなかったのかとショックのあまり錯乱状態にもなっていたといいます。
戸籍謄本を取り寄せて見ると『養子』とあった。
見た瞬間アレッて思いました。
そのときのショックは、それは大変なものがあった。
それからひと月ほど『何で教えてくれなかったんだ』という思いもあって、頭のなかが一種錯乱状態に陥りました」という
引用:wiki
それまでは、安倍晋三元首相のことをいとこだと思っていたようですが、実の兄だったとなるとそれは衝撃的でしょうね。
このように、跡継ぎ問題から岸信夫氏だけ苗字が違う状態になっていたようですが、現在では月に一度の頻度で顔を合わせているといいます。

複雑な家系で大変な過去もあったようですが、今ではそのわだかまりも溶けてきたのでしょうね!
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